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01. 触感を科学する
皮膚感覚の影響の研究
大学院の研究の中で、福祉の現場や養護施設に関しての文献を読んでいると、そこでは皮膚感覚がとても重要な役割であるにも関わらず、布製品に関しての研究はまだまだ開拓されていない事実を知りました。
ファッションの分野でのデザインは多種多様すぎており、もっと広く様々な人へ役に立...
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03. 自社の編機について〜なぜSTOLL社なのか〜
なぜわざわざSTOLL社の編機を使っているのか
その理由はただ1つ、STOLL社製の編み地は
「目面が美しい」からです。
「目面」という言葉にピンとこない方も多いと思いますが、主に表面の編地の見え方を言います。KNITOLOGYのワークシリーズの特徴は何と言っても、張りがあって目の...
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02. 自社の編機について〜ドイツから編機がやってきた!!〜
KNITOLOGYはアパレルブランドとしては珍しく自社アトリエに工場と同じ型の編機を所有し、デザイナー自らCADというニットのプログラムを操り、日々新製品の開発をしています。
日本のアパレルの現場では、生産地とデザイン現場が離れていることが一般的で、デザイナーが自らプログラムを組んだり、機...
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05.生きるを心地よく
ブランドの立ち上げ構想2011年から2020年の今年で9年。
これまで多くの方に支えられ、
ゆっくりながら着実に成長を続けているKNITOLOGYは
「maison(メゾン)+social welfare(福祉)」
というビジョンを掲げ新たな一歩を踏み出します!
さて、ここで...
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04. 自社の編み機について 〜メンテナンスとお掃除〜
今回はアトリエにある編機のメンテナンスや掃除の様子についてお話ししたいと思います。
前回STOLL製の編機は「目面が綺麗」というお話をしましたが、この綺麗な目面を出すために、KNITOLOGYのワークラインの編み地は編み目をきつく詰めて、ガチガチにして編んでいます。このガチガチにした...
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06.偉大な女性
1993年 サラエボを訪問©︎UNHCR/Sylvana Foa
こんにちは、デザイナーの鬼久保です。ある日、仕事帰りにふと携帯を見ていると一つのニュースが目に飛び込んできました。
それは、私がとても尊敬する女性 緒方貞子さん の訃報でした。
2019年10月。本当に悲しく、緒...
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07. ‘PUBLIC BLUE’ 社会の青色
冬の寒い時期になると毎年思い出すことがあります。
10年以上も前の事ですが、ホームレスのボランティアに参加したことです。大学の時にワーキングプアという言葉に出会い、貧困という問題に直面しその問題を
知ろうと思ったのがきっかけです。そして、大学の卒業時に
「’ PU...
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