楽に、そして美しく
こちらのパンツはNo,2と比較して少しタイトなデザインとなっております。ウエストはゴムベルトになっており、センターにワンタックが入っております。ジャージのように楽チンなのに、ビジネスのシーンでもご着用いただけるように、少しフォーマルな印象を残しました。ゴムウエストなので長時間の着席や動く仕事でも楽にご着用頂けます。
解剖学的視点
下半身は上半身よりも運動量がとても多い。ちょっとそこまで歩く、靴をはく、自転車に乗る、椅子に座る、前屈みになる、何でもいいが上半身に比べて動き自体の振れ幅も大きいのです。
人体解剖学の視点から見るとわかるのですが、人間何気ない行為、かがむや座る、ねじるという動きは腹部の部分に骨がないことでスムーズに行うことができます。ウエスト部分を解放することは動作がかなり楽になることもわかります。
そこから、このゴムウエストのワンタックテーパードパンツは出来上がりました。中央にワンタック入れることで、ウエスト部分からヒップと太ももの動きにゆとりを持たせました。
「成型」技術 = 美しいシームライン
1パーツ1パーツ鋏で裁断を行わずに、形通りに編み上げる「成型」という技術を駆使しています。成型は一般的な編みよりも数倍時間のかかる技術です。滑らかな美しい曲線を描くシルエットを実現させるために、成型技術を全てのパーツに多用し、裏側の見えないところまで丁寧に時間をかけています。
ニットの編みでセンターライン
センタータック入りのパンツを履いていて、洗うと消えてしまう。という経験は誰しもあると思います。「せめて、どこのラインに沿ってアイロンをかけたらいいのか、消えないラインが入っているといいのにな。」そい思い、ニットならではの技術を駆使いたしました。編み立てる段階でタック編みをセンラーラインにそって入れることで、ラインが目立ち消えにくくしました。洗濯してもラインは消えずに残ります。
東北のニット生産工場
KNITOLOGYのブランドは生産してくださっている阿部ニットとの出会いがあったからこそ実現しました。阿部ニットはニット産業の盛んな福島にあります。3.11の震災の後、混沌としている状況下の中、幼少期に住んだことのある福島の地場産業、日本のアパレル産業に少しでも貢献したい、と工場を回っている時に出会いKNITOLOGYの方向性に共感してくださったのが阿部ニットです。そこから、二人三脚で製品作りを一から支えてくださっています。
サイズ
サイズ
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ウエスト ヒップ 股上 股下 裾幅 号数換算 |
M 77cm 90cm 33.5cm 72.5cm 16cm 9号(38) |
L 82cm 98cm 34.5cm 74cm 20cm 11号(40) |
生地組織
コットン45% アクリル45% ナイロン9% ポリウレタン1%
メンテナンス
保管の際はパンツ用ハンガーでタック部分を折るようにして吊して頂けると、ラインが綺麗に保管頂けます。